ブログ・お知らせ

ブログ・お知らせ等

  1. HOME
  2. ブログ
  3. blog
  4. 天気予報をAPIで表示
制作の流れ

天気予報をAPIで表示

天気予報をAPIで表示する方法をわかりやすく解説!


現代のWeb開発では、APIを利用して外部サービスと連携することが一般的です。今回は、天気予報をAPIで取得して表示する方法を詳しく解説します。具体的には、OpenWeatherMap APIを活用して、PHPで天気情報を取得し、表示する手順をご紹介します。


1. APIとは?

API(Application Programming Interface)とは、アプリケーション同士がデータや機能をやり取りするための仕組みです。天気予報APIを利用すると、外部の気象サービスから最新の天気データを簡単に取得できます。


2. OpenWeatherMap APIの特徴

OpenWeatherMapは、世界中の天気データを提供する人気のAPIサービスです。無料プランでも以下のようなデータを取得できます:

  • 現在の天気情報
  • 数日間の天気予報
  • 気温、湿度、風速、降水量など

さらに、JSON形式でデータを取得できるため、Webアプリやサイトでの利用が容易です。


3. APIの利用手順

Step 1: APIキーを取得

  1. OpenWeatherMap公式サイト にアクセスし、アカウントを作成します。
  2. ログイン後、ダッシュボードからAPIキーを取得します。

Step 2: APIリクエストを作成

以下のようなリクエストURLを使用して、特定の都市の天気データを取得します:

 

https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather?q={都市名}&appid={APIキー}&lang=ja&units=metric

パラメータの説明

  • q: 天気を取得したい都市名(例: Tokyo)。
  • appid: 取得したAPIキー。
  • lang: レスポンスの言語(jaで日本語)。
  • units: 温度の単位(metricで摂氏)。

4. PHPで天気予報を表示する方法

以下は、PHPを使ってOpenWeatherMap APIから天気情報を取得し、表示する基本コードです。

PHPコード例

<?php $apiKey = 'YOUR_API_KEY'; // 自分のAPIキー 
$city = 'Tokyo'; // 天気を取得する都市
$apiUrl = "https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather?q={$city}&appid={$apiKey}&lang=ja&units=metric"; $response = file_get_contents($apiUrl);
$response = file_get_contents($apiUrl); if ($response === false) { die('エラー: 天気情報を取得できませんでした。'); }

$data = json_decode($response, true);

if (isset($data['main'])) {
 $temperature = $data['main']['temp']; 
 $weather = $data['weather'][0]['description']; 
 echo "<h1>{$city}の天気</h1>"; 
 echo "<p>気温: {$temperature}℃</p>"; 
 echo "<p>天気: {$weather}</p>"; 
} else { echo "天気データを取得できませんでした。"; 
} 
?>

7. 実際のアプリでの応用例

(1) 天気通知アプリ

  • 毎朝、自分の住む地域の天気をメールで送信するアプリ。

(2) 外出用ウェブサイト

  • 複数地域の天気情報をまとめたページを作成。

(3) カレンダーアプリとの連携

  • 天気情報をカレンダー上に表示し、予定を立てやすくする。

まとめ

天気予報APIを利用すれば、簡単に天気情報を取得してWebアプリやサイトで表示することができます。OpenWeatherMapは無料プランでも十分活用でき、応用の幅が広いAPIです。

まずは基本的なコードから試してみて、自分なりのカスタマイズを楽しんでください!

作成した関東地区の天気予報はこちら

関連記事